血圧は、二度測れ三度測るな

一家に一台、血圧計を設置

家庭血圧が一般的になった背景には、血圧計の普及があります。
誰でも簡単にピッと血圧を測ることが出来るようになりました。

血圧計にはいくつかのタイプがあります。
上腕にカフを巻くタイプ、さらには指先にクリップを挟むだけのポータブルな商品も販売されています。

このなかでおすすめするのは、上腕にカフを巻くタイプです。
誤差が少なく、正確に測ることが出来ます。
血圧を測るときの基本は、心臓と同じ高さで測ることです。
手首や指先で測るタイプは、その点、バラつきが出やすいのです。
上腕タイプをどっしりと決まった場所に設置して、同じ時間に測る習慣をつけましょう。

測った値を記録しておくことが大切

血圧を測るときは、リラックスしてひとつ大きく深呼吸をします。
そして、おもむろにカフを巻き、落ち着いてスイッチを押します。
ピッ!

でも、この値は記録しません。
なぜ?
たとえ自分が落ち着いているつもりでも、血圧測定となると、どこか緊張しているからです。

ハイ、深呼吸。
そして、もう一度測ります。
ピッ!

あれ、昨日よりも高いぞ。
もう一回測ってみよう。
いえ、それはいけません。
三度以上、測るものではありません。
必ず二度目の値を記録してください。

高齢者のなかには、一日に何度も血圧を測る人がいるそうです。
食事をして測定。
トイレに行って測定。
散歩をして測定。
虫に刺されて測定。
・・・。

血圧の変動を知るための人体実験ならば意味があるかもしれませんが、血圧恐怖症になってしまいます。
基本的には、朝食前と就寝前。
この二回で十分です。

大切なのは記録することです。
手帳でも、カレンダーでも、なんでもかまいません。
そうすることで、血圧の変化を知るとともに、健康への意識向上につながります。